◆スワッグとリースの由来

スワッグ・リースともに、欧米ではガーランドがもとであり、装飾品や魔よけに利用されていました。リースは、古代ギリシャ時代に花冠として勝者に授けられていたものです。リースが輪っかになっているのに対し、スワッグは縦長のデザインが特徴的です。

◆ブーケや花束の由来

ブーケは、ヨーロッパで誕生しました。プロポーズの際に男性から女性へブーケを差し出し、YESの場合は花を一輪選び、男性の胸元に挿してあげたのだそうです。現代でも、フランスの男性は日常的に女性へブーケを贈ることが多く、男性が花屋を訪れることも珍しくありません。ブーケとは、フランス語で「花束」を意味します。ブーケと花束の違いとして、縦長にまとめられたものが花束、ウエディングブーケのように丸いイメージでまとめられたものがブーケと区別されることが多いです。

スワッグは円形のリースとは異なり、ブーケや花束のような形をしています。ドライフラワーをあしらったスワッグなら、大変華やかで長期間楽しむことができ、母の日のプレゼントやお祝いのギフトにもピッタリのアイテムです。

◆ポイントは長くドライフラワーとして楽しめること

ドライフラワーとして楽しむためには、花や葉っぱが散りにくいものを選ぶことです。また、花だけを選ぶのではなく、草や葉にも注目しましょう。

◆スワッグにおすすめのドライフラワー

スワッグには、以下のドライフラワーがおすすめです。
・ユーカリ
見た目がかわいらしく使い勝手のよいユーカリは、スワッグの定番です。ユーカリには500以上の種類があり、丸葉ユーカリ、ポポラス、ベイビーブルーなどが人気です。優しいグリーンと爽やかな香りに癒されることでしょう。

・ブルーファンタジア（ブルファン）
紫色の小花と、かすみ草のようなボリューム感が特徴的で、色のコントラストが楽しめます。ボリュームアップにも大活躍なので、スワッグ初心者にも使い勝手がよくおすすめです。

・スターチス
カラフルなスターチスは、ドライフラワーになっても色が褪せにくい特徴があります。可愛らしい見た目で値段もお手頃のため、スワッグにもよく利用されます。

・センニチソウ
センニチソウは、小さなピンクの花が咲き、ドライフラワーになっても色合いを楽しむことができます。

・ペッパーベリー
赤い小さな実がたわわについているペッパーベリーは、色だけでなく、形も楽しむことができます。最初は濃い目のピンクですが、徐々に色褪せ、薄くなっていきます。

◆スワッグに合わない花

花びらが繊細なマーガレットやガーベラ、スイートピー、カーネーションなどはスワッグにおすすめできません。乾燥していくと、花びらが茶色く変色してしまいます。スワッグには時間を経ても色が茶色にならず、花や葉が散りにくいものを選びましょう。

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